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映画・ドラマ・時々雑記。

『イグアナの娘』感想。濃すぎる女性キャラクター達

昔流行った『イグアナの娘』というドラマを覚えていらっしゃいますでしょうか。

菅野美穂さんの代表作とも言える本作。私は当時見ていなかったのですが、Amazon Primeにあったので観てみました。昔のドラマが見れるのは嬉しいです!

ネタバレありきで書いていきます。 

大雑把なあらすじ

 

タイトルで説明が済んでいる感はありますが(笑)

主人公は菅野美穂演じる青島リカ。彼女の母 ゆり子は出産した直後からリカがイグアナに見えているため、何年経っても娘を受け入れることができずにいる。そしてリカ自身も成長するにつれて自分の姿がイグアナに見えるようになっていってしまう。

リカは母から邪険に扱われすぎて、小学生にして自殺を試みるも同級生の昇に命を助けられ、それ以来彼が気になる存在に。だがそんな彼に好意をもっているクラスメイト かをりはリカをライバル視し、執拗に嫌がらせをしてくる。母親からは冷たくされ、かをりからは嫌がらせをされるも引っ込み思案の性格で何も言えないリカ。イグアナなのに恋をしてもいいのか、そもそも自分はなぜイグアナなのか。葛藤するリカだが、転校生の伸子と友情を育み徐々に自分のことを受け入れていく―。 

リカはガチなイグアナではない

私、このドラマのことをずーっとガチなイグアナ人間の話なのかと思っていました(笑)本編を見始めてからは、いつになったらばれてしまうんだろう・・・何か特定の言動をすると突然イグアナに戻ってしまうんじゃないか・・・お母さんの出生の秘密はいつ明らかになるの?!と考えていたのですが、そういう話ではなかったらしい(^^;)

醜形恐怖症という精神の病が題材のようです。自分の顔が醜く見えてしまい、気になり過ぎて一日に何度も鏡を見たりと日常生活に支障をきたしてしまう病気のことです。本作の場合は自分の顔ではなく娘の顔がイグアナに見えるわけですが、そういったパターンもあるんですかね。 

榎本加奈子の破壊力

この頃の榎本加奈子はかわいすぎると声を大にして言いたい。意地悪で小悪魔でキュートな役をやらせたら右に出る者はいない!当時、たくさんのドラマに出ていましたが『イグアナの娘』の役柄が一番好きかもしれません。彼女が演じるまみは、姉のリカとは完全に対照的な性格で、明るい・活発・世渡り上手で勝気。姉はかをりに嫌味を言われて何も言い返せませんが、まみはバンバン言い返します。これが気持ちいい(笑)

陸上部のマネージャーになるのですが、昇を特別扱いし他の男の扱いはテキトー。昇にはきれいなタオルを笑顔で渡し、それ以外の男にはきったないタオルをぶっきら棒に渡したりします。しまいにはタイムを計っていたのに昇の方をよそ見して記録を取り損ね、逆ギレする始末。もう最低です(笑)榎本さん、どういうわけかこういう役が本当にぴったりで、いっそうかわいく見えるんですよね。振り切ったお芝居が天下一品です。

そういえば、音無可憐さんってドラマもこういう感じの役だったな~と思って調べたら、主要人物の配役が3人(榎本加奈子岡田義徳小嶺麗奈)同じでした!こっちも見てみようかな・・・

かをりはやばい奴 

小嶺麗奈演じるかをりですが、まみのように笑える性悪ではなくマジな意地悪です。男は女のいざこざに関わりたくないのか、リカに対するいじわるも野放し状態。リカと伸子が一緒に日帰り旅行に行くと知ると、昇を連れてドヤ顔でそこに登場します。やべーやつが暇だと厄介です。のちに、かをりのこうした意地悪の原因は自身の家庭の事情のせいでもあると分かるのですが、その際に昇が一緒にいてくれて励ましてくれたりします。そのくせ、伸子が事故で亡くなって落ち込むリカのところへ行こうとする昇を引き留め、

行かないで!親友が死んだという反則に負けたくない!

と言います。さらに物語終盤、リカに対し

やっと対等に戦えるって感じかな!

とも言います。急に意識しだしたスポーツマンシップ。ですがスポーツマンにあるまじき卑怯な精神です。

 

リカと伸子の友情についても触れたかったし他にも見どころはたくさんあるのですが、強すぎる女性陣に話題を持ってかれてしまいました。主人公がか弱くて前半のライバルの嫌がらせには本当にイライラするのですが、気になる方はぜひ。